2012年5月18日

予防接種(ワクチン)

今日はワクチンの話です。

Sloanの場合はUniversityからのrequirementを満たす必要がなく、Universityからのアラートも無視するよう指示がありました。つまり、ワクチンは受けなくてもよい、との判断をしているわけです。察するに、1年間のプログラムだから気にしなくてよいということなのでしょうが、ちょっと乱暴な気もします。

一般的にアメリカで必要とされる抗体くらいは身につけて渡米したいと思ったので、病院で相談してきました。(ここは土曜日の午前中に外来で予防接種をしてくれるため、大変便利です)

先生曰く、成人用DPTワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風混合ワクチン)と麻疹(はしか)ワクチンを打っておけば安心だろうとのこと。百日せきはそこら中で蔓延しているらしく、抗体があったとしても細菌に感染する可能性があるとのこと。そこでアメリカでは大人になってからも成人用DPTを打つことをすすめているそうです。麻疹(はしか)については、抗体があったとしても10年くらい経つと弱くなるようで、接種を勧められました。

また、抗体検査を検討していることも伝えましたが、「麻疹(はしか)、風疹、おたふく、水ぼうそう」の4つについて抗体があるかどうかが分かれば、そのほかの抗体検査をする必要はないとのことでした。
過去罹患したことがあるor過去ワクチンを打ったことがあるかを覚えていれば良いのですが、覚えていない方は念のために打ったほうが良いのかもしれません。幸いにも私は風疹、おたふく、水ぼうそうについては罹患orワクチンを打ったことを覚えていたので、ワクチンは打ちませんでした。

大人になってから予防接種なんてしていなかったので、勉強になりました。

2012年5月12日

F1 & F2 VISA申請

今週、無事に私と妻のVISA(F1, F2)が発行されました。

VISA申請の手続きは煩雑でわかりにくいので、必要な手続きをまとめておきます。
VISA申請代行会社のサービスを利用することも検討しましたが、結局、DS160に記載すべき情報を代行会社に連絡する必要があり、自分で手続をすすめるのと手間があまり変わらないようだったので私は利用しませんでした。(併せて、代行会社から1週間メールを放置されたこともあり、信頼できないと思い自分で進めることとしました)
ご自身でのVISA申請を検討されていらっしゃる方々の参考になれば幸いです。

アメリカの最も一般的な学生ビザはF1ビザです。(家族はF2ビザになります)
フルブライトのサポートがある場合はJ1ビザになるようです。

Fビザの場合、下記の必要書類を用意し、アメリカ大使館で面接を受けることになります。面接を受けるとその場で結果が判明します。(「あなたのビザ申請は、面接が終了し許可されました。」と記載された紙を渡されます)実際のVISAは指定した住所に後日郵送されてきます。

【必要書類(F1、F2ビザ)】

・パスポート x 2(自分+妻):過去のパスポートも含む
DS160確認書 x 2(自分+妻
・カラー写真(5cm x 5cm):DS160申請時に作成するデジタル写真を印刷
・VISA申請料支払い証明:領収書番号(11)を持参
I20 x 2(自分+妻
I-901 SEVIS管理費領収書
・勤務先の会社などが発行する英文保証書
Admin Letter by Stanford
・戸籍謄本(日本語)
・面接予約確認書
・クリアーフォルダー:すべての書類をクリアーフォルダーに入れる


以下、いくつか分かりづらい点を補足します。

・VISA申請料
渡航する人数分必要です。私の場合は私と妻の2人分支払いました($160×2)。Pay easy対応のATMもしくはオンラインにて支払います。私はクレジットカードで支払ったのですが、その場合は11桁の領収書番号(この画面に出てくる受付番号のことです)を持参すれば、支払い証明の代わりになります(このことはどこにも記載されておらず、事前に大使館に確認しました)。ATMで支払った場合はその領収書を持参することになります。

・SEVIS申請料
SEVIS申請料はF1申請者の分のみ支払えばOKです。家族(F2)分は不要ですので支払わないようにしましょう。

・戸籍謄本(日本語)
これは大使館のwebsiteを見ても記載されていませんが、F2ビザを申請する際には婚姻関係にあることを証明する必要があるため、持参する必要があります(持参しないと後でFAXするように求められます)。私は日本語のものを提出しましたが、何の問題もなくVISAが発行されましたので、日本語の戸籍謄本を持参すると良いようです。

・面接の予約
面接の予約はwebsiteから行いますが、F1申請者の面接予約を行なってから、家族情報を登録することで、家族も同時に面接を受けることができます。申請者本人と家族の渡航時期がバラバラであっても同時に面接を受けられます。私達の場合は私が先に渡航し、あとから妻が渡航する予定にしていますが、同時に面接を受けて二人ともVISAが発行されました。

【面接内容】
面接を予約すると面接の時間が指定されます。私達の場合は火曜日の9:00からでしたので、8:30頃東京にあるアメリカ大使館へ行きました。最初にセキュリティチェックを通る必要があり、その時点で15人ほど人が並んでいました。中に入るのに30分ほどかかりました。その後は番号札を渡され、自分の番号が液晶パネルに出るのをひたすら待ちます。中でも30分ほど待ちました。最初にすべての指の指紋をとり、その後面接がありました。

面接官とのやりとりは以下のとおりです(質問は日本語でした)。
・面接官の質問
→私の回答

・アメリカで何を勉強シマスカ?
→ビジネスを勉強します。

・どこで勉強シマスカ?
→Stanford Universityです。
・それはすごいね、おめでとうゴザイマス。

・以前、モルジブに行きましたネ?
→はい、新婚旅行で妻と行きました。
・いつ結婚しましたカ?
→2010年です。

・(妻にむかって)いい旦那さんデスカ?
→(妻の回答)はい、とてもいい旦那です。
・いまはいいけど、いまだけネ〜

・Your VISA has been approved.(最後だけなぜか英語…)
→Thank you!

ちなみに、火曜日に面接を受け、金曜日にはVISAが郵送されてきました。面接時に提出した資料はVISAとともにすべて返却されました。