Stanford Sloan Life: MBA受験

TOEFLは最後まで苦しみました。
自分自身の実力を見極めて、目標点数とそれに向けて必要な時間のイメージを少しでも持てると、全体のスケジュールも立てやすくなります。

＜スケジュールと目標スコア＞

Top校出願のためにはまずは100点を目指し、出来れば105点以上を確保したいところです。（Oxford, INSEADは厳密に109点、105点を要求します。Cambridgeも110点を要求しますが、100点以上あれば出願は可能のようです。）
私は5月から受験勉強を始めましたが、この時点で世の中のMBA受験生から3～5ヶ月遅れていました。TOEFLとGMATを並行して勉強(※)し、それぞれの勉強時間の割合をTOEFLのスコアに応じて調整しました。

私の場合、初回のTOEFLの結果を見て、TOEFLで苦戦しそうだと悟り、GMATを先に終わらせるつもりでスケジュールを組んでいました。結果的には、目標通りのスケジュールでスコアメイクできましたが、TOEFLのスコアが出るまでは本当に不安でした。
※一般的には出願の1年以上前（2012年夏からの留学なら2010年12月頃）から準備を始め、先にTOEFLで100を確保してからGMATに移り、GMATを終わらせてから再度TOEFLの点数を上げる、というのが理想とされているようです。これはTOEFLとGMATを並行して勉強するのは負担が大きいためです。（重複する分野が殆どない）

＜予備校＞

TOEFLという試験は慣れが必要だと感じましたので、試験慣れするための勉強をする必要があります。早い段階で模試を解いて、試験形式に慣れることをお勧めします。
私は最初の1ヶ月間、基礎的な英語の勉強をしていました。何の試験対策もせず受験した初回のTOEFLの結果があまりに低かったため、LINGOという予備校に7月末から通いました。（過去の先輩方のアドバイスや同期留学の方の話を総合し、AGOSには通いませんでした）
Speaking対策を行ってくれるE4TGは絶対にオススメです。10月以降通いましたが、Donaldというナイスガイによる実践的な対策により、最後にSpeakingで26点を取れました。TOEFLに集中して勉強すれば、安定して26点も取れるようになると思います。（ただ、人気がありすぎてなかなか受講できないので気をつけてください）
使用した教材などとあわせてオススメの予備校をRecommendedのページに記載しています。

＜会場＞

初期から中盤までは「パーティションがあり、静かな環境」を提供してくれるテストセンター（茅場町、横浜、大崎）やテンプル大学などを好んで選んでいました。左記にあげた会場は人気が高く、すぐに予約が一杯になるので、下記web siteでスケジュールを確認しながら、数ヶ月先の予約を常に入れていくことをお勧めします。（http://etestprep.co.jp/blog/）
ただ、受験終盤になるとダミー問題(※)がどれかも分かるようになっていましたので、どちらかというと、「パーティションがなく、他の人の声が聞こえる環境」をあえて狙っていました。9:45頃に会場に入ると自分が5～6番目くらいの入室者となり、自分がListeningの終盤頃にSpeakingを開始する人が現れます。この人たちの答えに耳を澄まし、「どんな問題が出題されているか」を推測しました。これが当たると1, 2問目でミスることはまずありません。Speakingの関門である1,2問目がスムーズに進むと、あとも気が楽になります。

※ ダミー問題・・・ReadingかListeningに1題採点されない問題が入っています。10時前に行くとListeningがダミーとなることが多いようです。私は14回受験しましたが、10時以降に入室した2回目以外はすべてListeningにダミーがありました。

＜スコア推移＞

恥を忍んで私のスコアを記載します。10月以降は出願対策にかなりのウエイトを置いたため、TEOFLのスコアを維持するので精一杯でした。（維持できていませんね。12月まで下がり続けました。笑）

ページ