2013年2月18日

カリフォルニア州 運転免許取得


運転免許にまつわる面倒な手続きなど。

カリフォルニアではお酒を買う時にIDを見せろと言われることが多いです。私が若く見られることもありますが、明らかに40過ぎと分かるクラスメートですらID提示を求められることがあるようで、結構厳しく運用されているように感じます。

そんな時に運転免許証があれば、さっと提示しておしまいなのですが、私はが届くまでに5ヶ月かかったため、以下に傾向と対策を記載します。(それまでの間、飲酒時にはパスポートを持ち歩くというなんともさびしい目にあいました。)



アメリカへの留学生はStudent and Exchange Visitor Information System (SEVIS)というシステムに個人のリーガルステータス(滞在許可期間など)が登録されます(詳細はこちら

Stanfordでは7月のオリエンテーション後にSEVISへ大学側が全学生の情報を流すため、それまではリーガルステータスがない状態で過ごすことになります。SEVISへの登録がなくても、VISAとI20を免許センター(DMV)へ持参すれば、筆記&実技試験を受験することは可能です。ただし、SEVISへの情報登録前に運転免許の筆記&実技に合格してしまうと、免許証の発行が遅延します。そのため、DMVにfaxを送り督促することが必要になります。(I20, I94, VISA, Passportのコピーを DMV Legal Presence Verification Unit fax : 916-657-6419へ送付する)
私は督促をしたのが今年の1月でしたので、結局5ヶ月近く待ちました(8月末に合格し、1月下旬に免許証が手元に届きました)。

合格すると、仮免許がもらえますので、本免許が届くまではそちらで代用することになります。
仮免許はただの紙切れで写真もついていませんので、お酒を買う時などの身分証明書(ID)としては効果を発揮しません。

ちなみに、7~8月はどこの学校も夏休みなので、DMVがとても混雑します。私は6月に筆記に受かりましたが、実技の予約が取れたのが8月末でした。(Stanfordの授業の合間かつDMVが空いている時間を探すのに苦労しました)

2012年10月13日

Flash Mob: Sloan Class of 2013

更新がすっかり途絶えてしまっていましたが、久しぶりに投稿します。

Sloanの夏学期は9月半ばで終わり、土日をはさんですぐ次の週から秋学期が始まりました。

MBAの人たちは夏学期はなく(要するにお休みです)、秋学期から授業が始まりますので、最近はGSBもかなり活気づいてきました。

さて、今日は昨日Sloan Class of 2013が行ったFlash Mobの様子をお届けします。
(GSBでのacademicな投稿ではなく申し訳ありません)

今回のFlash Mobは「81名のSloanでいかにGSBにimpactを与えるか?」という課題に対する一つの答えです。
一学年400名近くいるMBA生にもSloanを知ってもらう良い機会になったのではないかと思います。



2012年7月1日

GSB生活のセットアップ

順序が前後してしまいましたが、GSB生活のセットアップを記録します。

  1. Tresidder Unionの2FにあるStudent CenterにてID card(学生証)入手
    ID cardがないと何も始まりません。そして妻のID Card (Cortesy Card)も作りました。大学の講義に参加できたり、ゴルフコースを25$で回れたりするので、作成しない手はありません。
  2. 同フロアにあるStanford Federal Credit Unionで銀行口座開設
    ID cardとパスポートを持参すれば、その場で口座を開設できます。ChekingとSavingを開設しました。ここで口座を開設するメリットは以前記載したとおりです。口座開設時に$50をdepositとして入金する必要があります。
  3. GSBのBass Center(図書館)にてID cardをactivate
    GSBの施設内ではIDがあれば印刷が無料でできるようになります。Bass Centerの2FのIT serviceに声をかけましょう。
  4. GSBの施設へのアクセスをactivate(必要に応じて)
    時間外(8:00-17:00以外の時間)に施設に入りたい場合は、Oberndort(Bass Centerの隣)の地下1Fに行き、ID Cardをactivateしてもらえます。Sloan Officeの話によると放っておけば7月中旬にはactivateするはず、とのことでしたので、時間外にアクセスする用事も今はないので私は放っておきました(後日追記。たしかに7月中旬にactivateされました)。
  5. ID cardにCardinal Dollarsを入金(必要に応じて)
    ID Cardは学内の食堂で使えるDebit Cardにもなります。Cardinal Dollarsと呼ばれる仕組みなのですが、メリットとしては入金した額の10%のbenefitが付いてくることです。ただ、使える場所に制限がありますので、入金する金額は使用頻度に応じて調整すると良いと思います。詳細はこちら
    ちなみに、クレジットカードでCardinal Dollarsを購入することもできます。
大学で行うことはこのくらいだと思います。

2012年6月25日

ガソリン価格

最近色々と運転していて、自宅近くのガソリンスタンドの価格があまり安くないことに気がつきました。遠出したついでに、安いガソリンスタンドで給油するという術を身に着けないといけませんね。

ガソリン価格の比較サイト: CaliforniaGasPrices.com

同サイトで、ここ半年の価格動向を調べてみたところ、大幅に動いていることがわかりました。


原因は、精油所のリソース不足による価格高騰ののち、リソース回復による価格下落とのことのようです。(Los Angeles Times 5月14日記事、同 6月18日記事

あと一週間くらいは下がり続けそうですが、明日、妻がSFOに到着するので、迎えに行くついでに給油しようかと思います。

2012年6月22日

自動車免許 in California

VISAを取得してカリフォルニア州に滞在する場合、国際免許を取得していたとしても州の免許を取り直す必要があります。(詳細はこちら

筆記試験と実技試験をパスする必要があり、最低でも2回はDMV(Calironia Department of Moter Vehicle)のオフィスに足を運ばないといけません(筆記試験合格後、実技試験の予約を行うため同日に両方を受験することができない)。

先日筆記試験を受験しましたが、無事に合格しました(全問正解でした)。
日本で免許を取得された方であれば、少し勉強(暗記)すればなんなくパスできる内容だと感じました。ちなみに、文章問題(3択)36題と標識問題(3択)12題の合計48題でした。新規の免許取得の場合、6題まで間違えても合格できると書いてありました(免許更新の場合、3題まで間違えてもOK)。私のように国際免許を持っていても、州免許は持っていない人は新規扱いになります。

私が暗記のために使った資料は以下の通りです。

SF TELEPHONE GUIDE 2012
日本食料品店や観光案内所等で無料で配布している電話帳。これに筆記試験の問題(過去問?)が127題掲載されていて、非常に重宝しました。

カリフォルニア運転免許試験 日本語問題集
 個人の方が管理されているweb siteに掲載されている問題集。
上記電話帳で勉強した後、確認用に一度だけ解きました。問題傾向が少し古いですが159題掲載されています。

California Driver Handbook
さすがに基本ルールを知らずに受験(というか運転)するのはイマイチなので、気になるところだけ一読しました。上記問題集では出題されていない点も本番では出題されましたので、ハンドブックも読んでおいて良かったです。

実技試験の予約を入れようとしたのですが、なんと7月2週目まで予約が一杯だそうで、プログラム開始前に免許を取得する予定があっけなく崩れてしまいました。しょうがないので、授業がない水曜日の朝一番に予約を入れましたが、プログラム開始後にこんなことで時間を使うのは避けたかったところです。。。

2012年6月21日

渡航 - ANAかJALか

しばらく更新が滞っていましたが、渡航準備と渡航後のセットアップでバタバタしておりました。

さて、東京からスタンフォードに来るには、サンフランシスコ空港に降りるのが一番近いのですが、使う航空会社によって時差ボケ具合がだいぶ違う気がするのでメモしておきます。

4月のオリエンテーション参加時と今回の渡航時とそれぞれANA、JALと違う航空会社を使いました。(本来、私はANA派なのですが、訳あって今回はJALを使いました)両方とも直行便だったのですが、飛び立つ時間に違いがあります。

ANA: 東京(成田) 17:25発 → サンフランシスコ 10:45着(フライト時間9:20)
JAL: 東京(羽田) 0:05発 → サンフランシスコ 17:20着(フライト時間9:15)

結論から書くと、ANAのほうが時差ボケをあまり感じず楽でした。

まぁ、見れば一目瞭然と言えば一目瞭然です。JALに乗ると自然と睡眠モードに入ってしまいます(フライト時間が深夜で寝やすい環境にあります)。寝てしまうとサンフランシスコ到着後に眠れなくなります。ところが、サンフランシスコはこれから夜を迎えます・・・負のスパイラルですね。
私は今回なかなか時差ボケがとれませんでした。夕方眠くなって寝てしまうと、深夜に目が覚め、そのまま朝まで起きてしまい、また夕方眠くなる、という繰り返しでした。

ANAを使った際は飛行機で4~5時間程度寝ましたが、サンフランシスコ到着後は夜まで寝ずに過ごせましたので、その後はあまり違和感なく通常の生活が送れました。

普段はあまり時差ボケを感じず、麻雀でオールしたと思えば時差ボケなんて関係ない、と常に思っていましたが、今回は初めてきついと感じました。

昨日が疲れのピークだったのですが、いつも通り早く(20時頃)寝たところ、あまりに疲れていたせいか、目覚めたら翌朝の7時でした。

期せずして負のスパイラルを抜け出しました!!

というわけで、今後サンフランシスコに飛ぶ際は、夕方出発・午前中到着の便を選ぶようにします。

2012年5月18日

予防接種(ワクチン)

今日はワクチンの話です。

Sloanの場合はUniversityからのrequirementを満たす必要がなく、Universityからのアラートも無視するよう指示がありました。つまり、ワクチンは受けなくてもよい、との判断をしているわけです。察するに、1年間のプログラムだから気にしなくてよいということなのでしょうが、ちょっと乱暴な気もします。

一般的にアメリカで必要とされる抗体くらいは身につけて渡米したいと思ったので、病院で相談してきました。(ここは土曜日の午前中に外来で予防接種をしてくれるため、大変便利です)

先生曰く、成人用DPTワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風混合ワクチン)と麻疹(はしか)ワクチンを打っておけば安心だろうとのこと。百日せきはそこら中で蔓延しているらしく、抗体があったとしても細菌に感染する可能性があるとのこと。そこでアメリカでは大人になってからも成人用DPTを打つことをすすめているそうです。麻疹(はしか)については、抗体があったとしても10年くらい経つと弱くなるようで、接種を勧められました。

また、抗体検査を検討していることも伝えましたが、「麻疹(はしか)、風疹、おたふく、水ぼうそう」の4つについて抗体があるかどうかが分かれば、そのほかの抗体検査をする必要はないとのことでした。
過去罹患したことがあるor過去ワクチンを打ったことがあるかを覚えていれば良いのですが、覚えていない方は念のために打ったほうが良いのかもしれません。幸いにも私は風疹、おたふく、水ぼうそうについては罹患orワクチンを打ったことを覚えていたので、ワクチンは打ちませんでした。

大人になってから予防接種なんてしていなかったので、勉強になりました。

2012年5月12日

F1 & F2 VISA申請

今週、無事に私と妻のVISA(F1, F2)が発行されました。

VISA申請の手続きは煩雑でわかりにくいので、必要な手続きをまとめておきます。
VISA申請代行会社のサービスを利用することも検討しましたが、結局、DS160に記載すべき情報を代行会社に連絡する必要があり、自分で手続をすすめるのと手間があまり変わらないようだったので私は利用しませんでした。(併せて、代行会社から1週間メールを放置されたこともあり、信頼できないと思い自分で進めることとしました)
ご自身でのVISA申請を検討されていらっしゃる方々の参考になれば幸いです。

アメリカの最も一般的な学生ビザはF1ビザです。(家族はF2ビザになります)
フルブライトのサポートがある場合はJ1ビザになるようです。

Fビザの場合、下記の必要書類を用意し、アメリカ大使館で面接を受けることになります。面接を受けるとその場で結果が判明します。(「あなたのビザ申請は、面接が終了し許可されました。」と記載された紙を渡されます)実際のVISAは指定した住所に後日郵送されてきます。

【必要書類(F1、F2ビザ)】

・パスポート x 2(自分+妻):過去のパスポートも含む
DS160確認書 x 2(自分+妻
・カラー写真(5cm x 5cm):DS160申請時に作成するデジタル写真を印刷
・VISA申請料支払い証明:領収書番号(11)を持参
I20 x 2(自分+妻
I-901 SEVIS管理費領収書
・勤務先の会社などが発行する英文保証書
Admin Letter by Stanford
・戸籍謄本(日本語)
・面接予約確認書
・クリアーフォルダー:すべての書類をクリアーフォルダーに入れる


以下、いくつか分かりづらい点を補足します。

・VISA申請料
渡航する人数分必要です。私の場合は私と妻の2人分支払いました($160×2)。Pay easy対応のATMもしくはオンラインにて支払います。私はクレジットカードで支払ったのですが、その場合は11桁の領収書番号(この画面に出てくる受付番号のことです)を持参すれば、支払い証明の代わりになります(このことはどこにも記載されておらず、事前に大使館に確認しました)。ATMで支払った場合はその領収書を持参することになります。

・SEVIS申請料
SEVIS申請料はF1申請者の分のみ支払えばOKです。家族(F2)分は不要ですので支払わないようにしましょう。

・戸籍謄本(日本語)
これは大使館のwebsiteを見ても記載されていませんが、F2ビザを申請する際には婚姻関係にあることを証明する必要があるため、持参する必要があります(持参しないと後でFAXするように求められます)。私は日本語のものを提出しましたが、何の問題もなくVISAが発行されましたので、日本語の戸籍謄本を持参すると良いようです。

・面接の予約
面接の予約はwebsiteから行いますが、F1申請者の面接予約を行なってから、家族情報を登録することで、家族も同時に面接を受けることができます。申請者本人と家族の渡航時期がバラバラであっても同時に面接を受けられます。私達の場合は私が先に渡航し、あとから妻が渡航する予定にしていますが、同時に面接を受けて二人ともVISAが発行されました。

【面接内容】
面接を予約すると面接の時間が指定されます。私達の場合は火曜日の9:00からでしたので、8:30頃東京にあるアメリカ大使館へ行きました。最初にセキュリティチェックを通る必要があり、その時点で15人ほど人が並んでいました。中に入るのに30分ほどかかりました。その後は番号札を渡され、自分の番号が液晶パネルに出るのをひたすら待ちます。中でも30分ほど待ちました。最初にすべての指の指紋をとり、その後面接がありました。

面接官とのやりとりは以下のとおりです(質問は日本語でした)。
・面接官の質問
→私の回答

・アメリカで何を勉強シマスカ?
→ビジネスを勉強します。

・どこで勉強シマスカ?
→Stanford Universityです。
・それはすごいね、おめでとうゴザイマス。

・以前、モルジブに行きましたネ?
→はい、新婚旅行で妻と行きました。
・いつ結婚しましたカ?
→2010年です。

・(妻にむかって)いい旦那さんデスカ?
→(妻の回答)はい、とてもいい旦那です。
・いまはいいけど、いまだけネ〜

・Your VISA has been approved.(最後だけなぜか英語…)
→Thank you!

ちなみに、火曜日に面接を受け、金曜日にはVISAが郵送されてきました。面接時に提出した資料はVISAとともにすべて返却されました。

2012年4月9日

Admission

Applicationプロセスにおけるadmissionのスタンスというのは意味がある情報だと思うので、遅ればせながら記録します。

私の場合、apply後に2度ほどメールをadmissionに送りましたが、レスがなくとても不安になりながら日々を過ごしていました。admitされてからadmissionとやりとりをする機会もあるのですが、そこでもメールに対するレスポンスが非常に悪いです。
よくよく調べて(聞いて)みると、数人でSloanの事務を回しているので人手不足とのこと。メールしたうえで電話すると非常に親切に(素早く)対応してくれました。

これからapplyする方でcampus visitやinterviewの依頼をする際にはぜひ電話することをお勧めします。

admissionのスタンスというのは学校によっても異なるようですし、在校生や卒業生へ積極的にアプローチをして、生きた情報を入手することはMBA受験の中で大事なポイントなのだと思います。

2012年4月1日

国際運転免許

免許証の更新期間だったので、今日、更新するついでに国際免許も取得してきました。
免許の更新には2時間程かかりました。江東運転免許試験場に行きましたが、毎週約3000人が日曜日に更新するとのことです。やはり日曜日は混むようです。

一方、国際免許の発行はわずか5分程で終わりました。国際免許の窓口には人が誰も並んでおらず、手数料を支払う窓口で少し並んだだけ。写真は試験場内にあるスピード写真で撮りました。

【国際免許取得の際に必要なもの】
・ 運転免許証
・ 写真1枚(縦5cm × 横4cm)
・ パスポート等渡航を証明するもの
・ 手数料2,400円

ちなみに、国際免許証が紙だとは知りませんでした...。