1. Sloan director交代 今年の7月でSloan directorのMarieが引退し、Mikeという新しいdirectorを迎え入れることになりました。 MikeはGSB (MBA)を2001年に卒業し、2007年からCenter for Leadership Development and Researchでexecutive directorとして働いていた人物です。ちょうど我々Sloan Class of 2013のプログラムが始まるのと同時にSloan directorも交代となります。
2. Sloan Class of 2013 今年のSloanは81名となり、昨年の67名から20%程度人数が増えました。 GSBの建物(Knight Management Center)が2011年に新しくなり、クラスが広くなったことは事実として影響していますが、個人的にはSloanが目指すべき方向性を模索していることも影響しているのだろうと推察しています。
1. Websiteに記載されているeligibilityは「とても厳格」に運用している訳ではないと思います。基本的にはそのスコープの人材を求めているのでしょうが、Sloan Class of 2013には私のように勤務経験が8年未満の方も何人かいるので、例外は認められるはずです。一方で、私もこの点は受験する際に気になったので、勤務経験の少なさをカバーできるessayを書くように努めました(7年間のうち前半と後半とでほぼ正反対の職務についたことをアピールしました)。またStanford GSBのMissionにもつながるように気を付けました。(Change lives. Change organizations. Change the world.)
はじめまして。
返信削除私は現在2013年からのMBA留学を目指して準備しています。
将来の目標や年齢/務年数等を踏まえ、Stanford Sloanを是非受けたいと考えております。
情報収集をしている中でこちらのブログを見つけました。色々と参考になることがあり勉強になります。
実は来月頭にたまたま出張でサンフランシスコに行く予定があり、出来ればCampus visitに行きたいと思っています。
もし可能でしたらその際にお会いして直接お話を伺うことは可能でしょうか?
そちらもまだこれからという時で大変な時期だとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
Oさん
削除はじめまして。コメントいただきありがとうございます。
Stanford Sloanに関する相談は、私の知人から直接の推薦があった場合のみ対応することとしています。これはweb-site経由でご相談をお引き受けしてしまうと収拾がつかなくなる恐れがあるためです。
申し訳ございませんが、1年間のプログラムで非常にintensiveであることから、どうかご理解をいただきますようお願い致します。
そうは申しましても、ただお断りするだけでは能がないので、最近の状況をお知らせいたします。
1. Sloan director交代
今年の7月でSloan directorのMarieが引退し、Mikeという新しいdirectorを迎え入れることになりました。
MikeはGSB (MBA)を2001年に卒業し、2007年からCenter for Leadership Development and Researchでexecutive directorとして働いていた人物です。ちょうど我々Sloan Class of 2013のプログラムが始まるのと同時にSloan directorも交代となります。
2. Sloan Class of 2013
今年のSloanは81名となり、昨年の67名から20%程度人数が増えました。
GSBの建物(Knight Management Center)が2011年に新しくなり、クラスが広くなったことは事実として影響していますが、個人的にはSloanが目指すべき方向性を模索していることも影響しているのだろうと推察しています。
Sloanは80名程度のプログラムですので、他のMBAプログラムと異なり、志願者が積極的にアプローチすることをSloan側も期待しているようです。
このことは来年についてもすぐに変わることはないと思いますので、8月にcampus visitをされる際に、アドミにもアプローチされることをお勧めいたします。
今年は1st roundの締切が11月1日に早まっていますし、visitされた際に学校側が何を考えていて、どのような人材を欲しているのかという点を直接ヒアリングすることは大きなアドバンテージになるものと思います。
(昨年は12月15日でしたので、11月1日というのは大幅な前倒しです。おそらくMIT Sloanを意識してのことですが真意は未確認です。)
アドミの連絡先は以下のweb-siteからご確認いただけます。アプローチする際はメールよりも電話を強くお勧めします(レスポンスのスピードが全然違います)。
http://www.gsb.stanford.edu/sloan/contact
上記が少しでもお役に立てれば幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お忙しい中、返信頂き大変ありがとう御座います。
返信削除情報参考にさせて頂き更なるリサーチ及び準備を進めたいと思います。
よろしくお願い致します。
はじめまして。
返信削除突然のメール失礼いたします。いろいろと勉強になる情報を分かりやすく提供して頂き本当にありがとうございます。私もMBA留学を目指している者ですがStanford Sloanを是非とも受けたいと考えております。ご多忙のところ恐縮ですが、以下の点につきお伺いしたく、可能なものだけでも構いませんので、ご教示頂けないでしょうか?
1.Stanford SloanのHPを見たところ、Eligibilityとして勤続経験が最低8年、またマネジメント経験が最低5年程求められるというように見受けられましたが、やはり条件として必須になるのでしょうか。(SAT様のProfileを拝読すると勤続7年との記載もあり、多少勤続年数等が少なくてもアピールする余地があるのかお伺いしたい次第です。)
2.他にも1年制MBAとしてCambridge, INSEADなども視野に入れていらっしゃったと理解致しましたが、最終的にStanfordを選ばれた理由等あれば教えて頂ければ幸いです。
3.8月にSan Franciscoを訪れる機会があるかもしれず、実際にキャンパスなども見たいいと考えておりますが、 学校内外の雰囲気などを掴むのにおススメの場所などあれば教えて頂けないでしょうか。
お忙しいところぶしつけなお願いにて恐縮ではございますが、何とぞご検討頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
はじめまして。返信が遅くなり申し訳ありません。
削除それぞれ以下にご回答いたしますね。
1. Websiteに記載されているeligibilityは「とても厳格」に運用している訳ではないと思います。基本的にはそのスコープの人材を求めているのでしょうが、Sloan Class of 2013には私のように勤務経験が8年未満の方も何人かいるので、例外は認められるはずです。一方で、私もこの点は受験する際に気になったので、勤務経験の少なさをカバーできるessayを書くように努めました(7年間のうち前半と後半とでほぼ正反対の職務についたことをアピールしました)。またStanford GSBのMissionにもつながるように気を付けました。(Change lives. Change organizations. Change the world.)
2.基本的にはCambridgeやINSEADにも非常に魅力を感じており、どちらに進学しても満足していたと思います。ただ、私にとっては以下のポイントが他校にはない魅力でした。
・GSBの校風(Mission)が私の個人的なMission statementと調和したこと(上記essayにも関連しますが、私はこれまで常に変化を求めて生きてきたため、このMissionの調和は意思決定の際のインパクトが非常に大きかったです)
・General Managementに定評があり、core, electiveともに授業が充実していること(世界のtop executiveの話を伺う機会が多々ある。しかもシリコンバレーも目と鼻の先!)
・ビジネス経験が豊富な人材が集まっていること
・少人数(80名程度)のため深い人間関係を築きやすいと思ったこと
・幼いころアメリカに住んでいたため、いつかアメリカに行きたいと心のどこかで思っていたこと
・住環境が良く(気候・治安・買い物の便など)、海外生活が初めての妻でもスムーズに適応できると思ったこと
3. プログラムが始まるとあまり遠出はできなくなるため、雰囲気をつかむのであれば、学内をご覧になるのが一番宜しいのではないかと思います。GSBの校舎はもちろんのことEVと呼ばれる学内の寮(家族用もあります)やMain Quadと呼ばれる正面にある建物はぜひ訪問されることをお勧めします。また、近くにあるスーパーマーケットなども訪問されると、どのような食材が販売されているか把握できるので、よろしいのではないでしょうか。ちなみに、大学の近く(といっても車が必要ですが)には日本食のスーパーもあります。Nijiya (http://www.nijiya.com/store-location)、Mitsuwa (http://www.mitsuwa.com/tenpo/sanj/index.html)。
上記が少しでもお役にたてたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お忙しいところ突然の質問にもかかわらずご丁寧に回答いただき本当に有難うございます。非常に勉強になりました。以上の点を踏まえ、今後の準備を進めてまいりたいと思います。今後ともブログの更新を楽しみにしております。大変お忙しい生活かと存じますが、どうぞお身体に気を付けて下さい。
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